これからの透析医療を
担う確かなスキルを。
透析のエキスパートへ。

about

透析療法の実務経験年数をもつ臨床工学技士、看護師、准看護師を対象に、透析医療のエキスパートやスペシャリストとしての専門知識の習得と技術向上を目的とした、5年更新制の資格です。

認定制度は
「生涯教育」の柱へ

現在、わが国の慢性透析患者数は約34万人※に達し、腎移植の機会が少ない日本では、透析療法の長期継続が患者さんの生活を支えています。その結果、日本の透析医療は、透析歴20年以上の患者さんが6%以上を占め、最長透析歴は51年4ヵ月など、世界トップクラスの長期予後を実現しています。この良好な成績は、医学の進歩だけでなく、日々患者さんと向き合っている熟練した透析技術スタッフの知識と技術が大きく貢献しています。

日本透析医学会の統計調査、2023年末の慢性透析患者に関する集計より

慢性透析患者数の推移

日本透析医学会の統計調査、2023年末の慢性透析患者に関する集計より

透析療法合同専門委員会は1973年に発足し、1980年に実施された第1回透析技術認定士試験では232名が認定されました。その後、透析装置などの生命維持管理装置を扱う医療技術者の必要性が高まり、臨床工学技士法が公布されました。この制定を境に、認定士制度の役割は、透析医療の現場で働く、臨床工学技士、看護師、准看護師の「生涯教育」へと移り変わりました。

近年、高齢化に伴う合併症対策や医療事故防止の重要性が増しています。従来の血液透析に代わりオンライン血液透析濾過を受ける患者数が年々増加し、透析液の清浄化や透析排水の適正な管理が一層求められるようになりました。

当委員会は、eラーニング導入などによって学びの利便性を高めながら、今後も安全で質の高い透析療法を実現するために、認定講習会や更新制度のさらなる充実を目指します。

どこが認定しているの?

透析技術認定士の資格は、5学会(日本腎臓学会、日本泌尿器科学会、日本人工臓器学会、日本移植学会、日本透析医学会)から選出された委員により構成されている「透析療法合同専門委員会」が認定しています。また、認定講習会・認定試験の施行、および認定証の発行管理等に関する業務は委託により、公益財団法人医療機器センターが実施しています。

透析療法合同専門委員会について

certificate

認定講習会や認定試験は、年に1回。認定講習会を受講した後、認定試験に合格することで資格を取得できます。詳細については、各年度の実施要項をご確認ください。

受講資格

常勤勤務で、透析療法についての実務経験年数を満している臨床工学技士、看護師、准看護師が対象となります。実務経験年数の数え方は、免許証の免許登録日から、申請書類の提出日現在(証明日)で計算します。

アルバイト等は認められません

  • case 01

    常勤 + 実務経験
    2年以上

  • case 02

    常勤 + 実務経験
    2年以上

  • case 03

    常勤 + 高卒経験
    3年以上
    中卒経験
    4年以上

実務経験のイメージ

認定講習会・認定試験

feature01

eラーニング講習会で、
自宅など時間や場所を
問わず
いつでも学習可能

開講期間中は何度でも繰り返し視聴いただけます。

受講には、インターネット利用環境が必要です

feature02

最新テキストを使用した
講義内容

講習会では「血液浄化療法ハンドブック」
(透析療法合同専門委員会 編著)を使用します。

  • 血液浄化療法の歴史
  • 血液浄化療法の工学的基礎知識
  • 血液透析機器・装置
  • 安全対策
  • 透析室の感染対策
  • 血液浄化療法の概要と実際
  • バスキュラーアクセス
  • 腹膜透析
  • 腎不全の病態と症状
  • 急性血液浄化
  • 慢性透析療法
  • 透析患者と外科手術
  • 小児患者に対する透析
  • 長期透析に伴う合併症(心血管系合併症)
  • 長期透析に伴う合併症(骨ミネラル代謝異常)
  • 長期透析に伴う合併症(透析アミロイドーシス)
  • 脂質異常症
  • 栄養管理
  • 薬物療法
  • 臨床検査
  • 腎移植
  • 透析患者の看護
  • 透析療法における倫理的問題

講義内容は変更になる場合があります。

feature03

東京都内の会場にて、
マークシート形式の試験

問題数は100問で、試験時間は2時間30分となります。

費用

受講料
36,000(税込)
受験料
10,000(税込)
認定登録料
5,000(税込)

申込から合格までの
スケジュール

  1. 10~11月

    Eメール登録・
    オンライン申請

  2. 10~12月

    審査結果の通知
    メールを確認

  3. 12月

    受講申込
    (受講料の入金等)

  4. 翌年1月

    宅急便でテキスト
    受け取り

  5. 2月

    認定講習会の受講

  6. 2~3月

    受験申込
    (受験料の入金)

  7. 5~6月

    受験票の受け取り・東京都内の
    会場で認定試験の受験

  8. 8月

    申請者ページから
    合否通知の確認

  9. 8~9月

    認定登録の申請
    (認定登録料の入金)

  10. 10月

    認定証の受け取り

  11. 透析技術認定士の認定

透析技術認定士
認定講習会・認定試験